納入事例 Case

フィッシュアナライザ™PRO
納入事例
JA兵庫南 にじいろふぁ~みん様

測定した鮮度にあわせた食べ方をご提案

JA兵庫南にじいろふぁ~みんでは、明石浦漁業協同組合から仕入れた新鮮な魚を販売しています。直売所ならではの新鮮さをブランド化につなげるため、フィッシュアナライザ™を用いて魚の鮮度を“見える化”する取り組みが始められました。この製品は、魚の鮮度を5段階で判定することができます。
これを利用し、高い鮮度を記録した魚には「刺身」、熟成が進み食べ頃と判定された魚には「煮魚」など、鮮度に応じた食べ方を提案するステッカーを売り場に置いています。取り組みは好評で、「測定する機械を見せてほしい」という要望もあり、日本初の小売店舗での魚の公開鮮度測定イベントが行われました。

当日は、大勢の来場者が製品紹介や魚の鮮度の解説に耳を傾けていました。その後は締め方、締めたタイミングの異なる3種類の天然明石鯛を準備し、どれが一番美味しいと感じたか調査する食べ比べ体験を実施しました。ひとつ目の鯛は、当日の朝に明石浦の伝統的な技法「活け締め」にて締めたもの。ふたつ目の鯛は前日に同じ技法で締めたもの。その他に当日の朝に氷締め(活け締めを行っていない)をした鯛を用意しました。締めたばかりの魚は食感が良いですが、実は締めてから1~2日経った方が熟成状態となり旨みが増すといわれています。
今回の調査では、64名中食感を好む人が28名、旨みを好む人がほぼ同数で26名、締めていない魚を選んだ方も10名いました。販売されている魚の鮮度がわかると、鮮度保証という安心感に加え、消費者は好みに応じて魚を選ぶことができます。魚をより美味しく味わう ための新たな指標として、フィッシュアナライザ™の活躍が期待されています。

納入製品

Fish Analyzer™ シリーズ DFA100/DFA110

魚の脂肪を簡便・迅速・高精度に測定できる魚用品質状態判別装置

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