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魚用品質状態判別装置 フィッシュアナライザ™Type S

魚の鮮度をかんたんに判定する新型フィッシュアナライザ

  • 品質状態判別装置

Fish AnalyzerTM(フィッシュアナライザTM) は、高品質な水産物を消費者に提供するとともに、優れた魚のブランド化を実現するために開発された製品です。

2015年に初めて発売されて以来、魚のブランド化や魚価の安定にご活用していただいているFish Analyzer™。
従来の機能をより幅広いお客様に使いやすくした
「Fish Analyzer™Type S」(フィッシュアナライザ™Type S)を発売いたします。

 

 

■鮮魚の脂肪をかんたん測定~生産地モード~
魚種を選択せずに脂乗りを5%単位で測定できます。
また活魚を締めた後の身の締まり具合が「活かり身」「硬直」「完全硬直」の3段階で判定されます。

■鮮魚の鮮度を3段階で判定~消費地モード~
魚の食べ方の目安が「生鮮魚(鮮度良好)」「鮮魚(一般鮮魚)」「熟成(調理向き)」の3段階で判定されます。
同時に判定のもととなるIMP(インピーダンス)を測定することができます。

■解凍品を判別~消費地モード~
冷凍した後に解凍した魚を「解凍品」と表示します。
この機能は冷凍されていないことの証明、もしくは冷凍したことの確認に活用できます。




■魚を傷付けずに測定できます

第1背びれと第2背びれの間に電極を軽く当てるだけで、4秒以内に脂肪率が表示されます。


■小魚も測定できます

付属のアタッチメントを装着することで、イワシなど魚の厚みが3cm以下の小魚も確実に測定することができます。



■解凍品を見極めます
冷凍後、解凍した魚を測定した場合は、脂肪率は表示されず“解凍品”と表示します。


■全魚種を測定できます

Fish Analyzer™(フィッシュアナライザ)、Fish Analyzer™PRO(フィッシュアナライザPRO)では
魚種を選んで測定していましたが、魚種の選択をせずに脂乗りを5%単位で測定できます。
また、活魚を締めたあとの身の締まり具合が「活かり身」「硬直」「完全硬直」の3段階で判定されます。


【詳しい技術資料】
Fish Analyzer 技術資料(ダウンロード)

■体脂肪計と同じ測定原理だから簡単・正確です
4つの電極を用いて魚体に微弱な電流を流し、その流れにくさを示す抵抗値から脂肪率を推定する
「生体電気インピーダンス法」を採用しています(脂肪が多いと電流は流れにくくなる特性があります)。
また、微弱電流しか流しませんので、魚を傷める恐れはありません。

■高精度を実現したマルチ周波数測定を採用

Fish Analyzer™では、複数の周波数で電気を流す多周波測定方式を採用しています。
魚体に低い周波数で電気を流した場合、電気は主に細胞の外を流れ、
逆に高い周波数で電気を流した場合は細胞の中にも電気が流れます。
このように、電気の流れ方を変え、細胞内外の状況から脂肪を分析しますので、
高精度な脂肪率測定を実現しています。
なお、魚を冷凍した後、解凍すると細胞膜が破壊されるため、電気の流れ方に違いが見られなくなります。
解凍品の見極めも、多周波測定方式により電気の流れ方の違いを見ることで実現しています。



■無線プリンタでの印字ができます
オプションのBluetooth™無線通信を搭載すれば、無線プリンタでの印字も可能です。






Fish Analyzer Type S Bluetooth無線プリンタ取扱説明書(ダウンロード)

■下記ショップからご購入いただけます(2021年3月17日~)









■魚の品質管理ができる


■魚の状態(鮮度)が3段階でわかる

      


■冷凍品の確認ができる

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